行列の足し算
行列の掛け算
- 行列どうしのかけ算は、「左の列数」と「右の行数」が等しくないとかけ算できない
- 計算結果の行列は左側の行数と右側の列数の行列となる
単位行列
単位行列はその対角成分に1が並び、他は全て0となる行列。
逆行列
ある行列と掛け算すると、単位行列となる行列を逆行列と呼ぶ。
の逆行列は
となる。
のように記述する。
2 * 2の行列の逆行列の求め方
の時、
となる。
例えば、
は
が逆行列となる。
ad -bc = 0
となり、逆行列が存在しない行列も存在する。
行列を使用した連立方程式
3x + 2y = 310 4x + 3y = 440
は
と表せる。逆行列を利用して、
となり、
で、x, yが求まる。
転置行列
元の行列の行と列を入れ替えた行列
の転置行列は
となる。
のように記述する。
重回帰分析での式として、wがウエイト、xが特徴量とした時、
x0w0 + x1w1 + x2w2 = y
となる式を、
※ |はベクトルを表す
のように表現できる。
ベクトルの微分
公式だけ。
cは定数。定数時は0ベクトルとなる。
一次変換
行列に点(x[i], y[i])群を掛けた時、行列の性質によって点が移動性質が異なる。
逆行列が存在する行列の場合、点群は平面に移動する。また、連立方程式の解が存在する。
逆行列が存在しない行列の場合、点群は直線、または点に変換される。