書籍:Pythonで実装、はじめての機械学習: 単純パーセプトロン、ニューラルネットワーク、ディープラーニング

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ニューラルネットワークの逆伝播について勉強したかったので、購入しました。

購入といっても、Kindle unlimitedで読み放題で読める電子書籍となります。


文書中に数式は出てくるんだけど、ほぼ微分の数式で且つ、変数なんかは"出力値"とか"誤差"のような"言葉"で置き換えて説明してくれるのでとても親切でした。

数学の知識も微分の公式と連鎖率を軽くネットで調べておけば、すいすい読めるようなレベルです。

単純なパーセンプトロンから始まって、出力層が複数ユニット、隠れ層が2層の逆伝播まで丁寧に解説してくれます。最後の隠れ層が多層の逆伝播は僕の脳味噌では理解するのに時間がかかったけど(^^;)。やってることは多層であろうとなかろうと隠れ層の重み誤差を計算するには次層の誤差が必要ということだった(^^)

また、Pythonで実装と名のつく通り、1ファイル、100行程度の簡潔なPythonコードを記述していきます。

僕はオライリーのこの本、

も持っているんだけど、同樣の理解が出来ると思う。オライリー本は線形代数で計算していくんだけど、こちらの本は線形代数どころかnumpyすら使いません。

また、こちらの本を通読してオライリー 本を読むと、また一層理解が深まると思いました。


良かった点

  • 数式に弱くてもわかるレベルので解説。とても親切。
  • 逆伝播と微分の関係がとてもよくわかる。
  • 多層のディープラーニングについても解説、実装があることがよかった。ネットだと、隠れ層1層で出力ユニット1つの解説で、それ以上の層やユニットがある時、どうやって誤差計算するんだ?って記事よくあるよね(^_^;)


イマイチな点

  • 少し、言い回し方が"クドい"(笑)かな。どういう意味かというと...読めばわかると思う(^_^)


3日くらいで読み終わるので、試しに一冊どうでしょうか?おすすめです。