書籍-マイクロサービスアーキテクチャ
下流サービスの機能不全 各サービスは接続する下流サービスが止まった場合、または機能低下を起こした場合、どういった振る舞いをするかを常に考えておく。 タイムアウトを設けて、一定時間以上応答がない場合は例外処理をするのが一般的だけど、タイムアウ…
第10章 コンウェイの法則とシステム設計 コンウェイの法則とは "システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう" この章では、疎のつながりのチームで開発するとモジュール性の高いコードが生産される傾向があると説明し…
第9章 セキュリティ 基本的にはマイクロサービスに関係なく、複数のサーバ運用しているサービスのセキュリティに対して当てはまることが解説されている。 認証・認可の課題 前提として全員がシステムごとに異なるIDとパスワードでsign inを行うという作業は…
第8章 監視 複数ホスト、サービスでどう監視設計を行うか。という話し。 多分、「監視」を行っている人達は用いているツールは違うけれども似たようなことはすでにやっているんじゃないかな。 ポイントは サービスが多くなると収集するメトリクス、ログの頻…
第7章 テスト 複数のマイクロサービスから成り立つサービステスト、統合テストにどう立ち向かうか。という話し。 古典的な単体自動テストから話しは始まるんだけど、単体テスト - サービステスト(サービス間の結合) - エンドツーエンド(UI上から稼働テスト)…
第6章 デプロイ デプロイについての章。 CIについて デプロイ先のアーキテクチャ environmentについて が解説されている。 テストがあってこそのCI ビルドが期待通りに振る舞っているかは、テストがあってこそ。テストがないCIはCIではないと本書では警鐘を…
第5章 モノリスの分割 第4章 統合では分割されている各マイクロサービス同士をどう統合していくかに焦点を当てていたが、今回は「どうマイクロサービスに分けていくか」の話し。 データベースの分割 データベースの分割。いきなり核心をついてきた。 多分、…
マイクロサービスアーキテクチャ とりあえず統合の章まで読んだので感想 & メモ 動機 モノリシックなシステムからマイクロサービス化を検討することは誰しも経験したことがあると思う。 動機としては、 システムが大きくなるにつれ、人員も増えたが作業のコ…