インターフェースデザインのお約束(5)
ナビゲーションとユーザージャーニー
本書ではコンテンツの一覧表示時のユーザへのアプローチに対してのナビゲーションの例を紹介。モバイルUIに重きを置いて解説しているように感じた。
そしてナビゲーション、ユーザージャーニー共に、ユーザに「終わりを案内しよう」という点を強調しているように思った。
それは、ページネーションの最終ページの表示であったり、設定を保存した案内であったり、パンクズだったりで「終わりを伝える」ことでユーザーは学習できたり、安心ができたりするわけだ。
ナビゲーションのバッドノウハウ
作業のやり直しになるようなUI。
例えば一覧画面が詳細コンテンツを確認後、再度一覧に戻ると先頭に戻るようなUI。これは当然だけど、例えば、ページヘッダーにナビゲーションが入ってるページなんかで、縦に長いページ構成の場合、コンテンツを読み終わった後にナビゲーションを操作するには、再び上にブラウザをスクロールしないといけないよね。なんてことも書かれている。
UIの重要度とユーザへのアプローチ
カメラアプリを例にして必須、容易、可能の順でユーザにどう表現するかを解説していた。
例えば、シャッターボタンなんかは"必須"の機能だよね。特定のユーザにとっては便利な機能なんだけど、一般のユーザにはあまり使われない機能なんかは"可能"な機能に分類している。
UIを重要度に分けて重要度別にどういったアプローチをとるかだ。という話しだ。
同じ作業はめんどくさい
言われるまでもなくだけど、僕の中ではあまり発想できなかった事例が紹介されていた。
例えば、ECサイトのCMSなんかでサイズ違い、色違いの商品を登録するケース。すべてを1から入力よりかは、登録済みの商品をコピーできてサイズの変更、色の変更だけ操作した方が便利だよね。という話し。
これは単純にscaffoldなんかでCRUD作ってるもんだから、あまり意識になかったので「おおー」って感じた。いや、前職で同様の機能を実装したりしてたんだけど(笑)