退職について
ほぼスタートアップから11年間勤めた会社を退職します。
5月末日の退職予定で現在、40日の有給消化中です。リモートで少しだけ、"現"職のお手伝いをしています。
最終出社日に予期せぬバグやトラブルに見舞われ、最後の最後まで、バタバタしてたのも"現"職らしいな。といった思い出でした。
心残りは最後に携わっていた案件がappleの審査リジェクトを貰い、最終出社日までにリリースできなかったことでしょうか。ただ、現在はリリースを完了しており、元気に稼働しています。この件で引き継ぎは済ましたものの少しお手伝いしています。
また、自分の退職にあたり、一部のメンバーから本当に信頼されていたんだなと感じ、本当に嬉しかったです。
退職の理由は、一番の理由は人間関係でした。また、11年間も在職していますと、何回かの会社方針の方針転換等経験しますが、最近になって会社の目指す道と自分が夢見ていた世界に剥離が出てきたことでしょうか。ネガティヴなことではない、と言えば嘘になります。
また、今年40歳になり、同年代のサラリーマンの人より少しは良い給料を頂いておりました。生活基盤が安定している中、退職に不安がなかったといえばこちらも嘘になります。我慢して続けることも可能だったと思います。しかしながら、この先ずっと今の業務を続けるか、ということを考えるとゾッとし、以前、退職を検討したこともあり、退職しなかったことを後悔したこともありました。きっと仕事を辞めた事も後悔するんだろうけど、今、決断をして、年齢的にも、最後にチャレンジしたいという気持ちを抑えられませんでした。
一言で表しますと、
嫌なことをしてまでお金を稼ぎたくない
といったところでしょうか(笑)
スタートアップのワクワク感から、VCからの大きな金額の増資、キャッシュがなくて辛かった時期、大手への事業売却、キャッシュ取り扱いのバグによるサーバの大障害、出会いと別れ、そして現在の成長期、11年間で色々経験したもんだなあと思い出します。
業務中はあれだけ欲しかった自由な時間も、5日ものんびり過ごしているともうすでに飽きてきてしまいました。が、まだまだお休みします。
次のことは本当に何も決めてなく、しばらくのんびり勉強したり、個人サイトやアプリを作ってみようかな、と考えています。
また前職についての思い出は、少しづつ記していこうかなと考えています。
近所の浅川の河川敷にて
毎年、お花見に行く祖師谷公園