最初の情報を仕入れたのは高木先生のこのtweetからだった。
うわあアア…… pic.twitter.com/e2DTyVR1Qy
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2019年7月3日
すぐに知人に「ヤバそうなのが出た笑」と連絡した。
これからの騒動はみんなの方が詳しいと思うし、推測であれこれ語っても火消し現場からするとどうでもいい話しだと思うので、twitter上の議論で自分が思ったことを少しだけ書いていく。
経営者は扱う商材について技術的なことを知っておくべきか否か?
これを経営者に追求してる原理は2つあると思ってて、1つは
- 所謂、上級国民に対して妬みや僻みからきた人の不幸は蜜の味的な思考
もう一つは言うまでもなく
- 経営者としての職務または責務の範囲や能力について
前者は論外だし、これをやりすぎると10年ほど前にあった、この問題
のような結末を迎える可能性もあるので、指摘や批評については個人「攻撃」にならないようにと願っている。やっぱりみんな顛末を知りたいよね。
で、自分はどう考えているかというと、ここでは「経営者」= 「代表取締役社長」として話しをしていく。
結論を言うと、何も問題がなければ、特に知っておく必要はないかな、と思っている。代表取締役社長は、安全な社会活動を通して利益を生み出し納税する行為の責任者であるべきだと思っているので、部下から報告を受けて自分が安全だと保証するのであれば、何がどう使われてようが知っておく必要はないし、保証するのに知識が必要なのであれば、それ専門の人に審査を委託することも可能だ。特に今回の事業ドメインだと社会的な影響も大きいので尚更、安全に対して配慮しておくべきだと思う。
ただし、これは「何も問題がなければ」という条件つきであって、問題が起こってしまった今、「その原因とどうするべきかは」知っておく必要があったと思う。確かに今、現場は混乱を極めていて、何が正しくて何が不正確で、どういった情報を取捨選択してインプットするかも困難なレベルかもしれないが、それでもあの会見は悪手だったとは思う。
個人的には、経営者としての職務範囲の話しが何故か変な議論になっていってるなー。と思ったので自分の考えを整理する上で書いた。
整理するきっかけとなったのは、このスレッドから。発信元はネタだと言ってるけど、学びが深いスレッドだったのでみんなも自分の考えを整理してほしい。
まぁ、7payは色々酷いけど、「経営者が技術わからんとかwww」とか言ってるエンジニアはどれだけ経営の勉強してるのか怪しいもんだが
— 井上慎也@TechCommitメンバー募集中 (@ino_dev) 2019年7月4日
display:noneのアレ
これは、あの時間軸であの対応に時間取る必要があったのか?と思ったけど、何かしらの議論があって熟考した結果の判断であったと信じたい。
key:nullとvalue:emptyは違うといった指摘があったけど非常に冷静な指摘。きしださんと田中さんのこの議論が興味深い。
サーバー側で、そのパラメータが空文字を許容しているとしてもフォームのキー自体は必須、ということもあるのでフロント側でいきなり要素削除するのは悪手でしょ。hiddenやdisplay:noneにしてサーバー側対応が終わってから要素削除するのは手順としておかしくない。
— mala (@bulkneets) 2019年7月4日
display:noneは緊急対策としては悪くないと思うんだけど、どういう弊害があってだめなんだろう?表示したままよりマシ、要素消してしまってどこかでエラー出るよりマシ、だと思うんだけど。なにか害があるのかな
— きしだൠ(K8S(Kishidades)) (@kis) 2019年7月4日
個人的には安易にサーバ側のロジックを修正しなかったことは評価したい。
他のpayは大丈夫なの?
なんか、◯◯なバーコードで支払いできるのもあるらしくて、ヤバめなのが幾つかあるらしい。事業者は明日は我が身の可能性もあるので、厳しくチェックしてほしい。
火事場
推測で悪いんだけど、多分、現場では、上司から「他に抜け漏れがないか全部調べろ」なんかは絶対言われてるんだろうな。これ結構、モチベに来るんだよねえ...
現場が疲弊してるとイージーなミスも発生しやすくなるから、一次対応することによって新たなエンバグが仕込まれて二次三次の被害が出ないことを祈ってます。使用者や管理者は監督者としての腕の見せ所だね。誰が何の過失については正しく判断した上で、鼓舞して盛り上げてほしいよね。